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ようこそ、こんにちは。数あるWEB情報の中から、彩華のホームページにお越しくださいましたこと、とても嬉しく思います。私は代表の今井淑恵と申します。
私がこの仕事を始めたのは平成3年(1991)秋、「光陰矢の如し」と申しますが、あっという間に24年が過ぎました。
彩華の創作コンセプト、そして私が手書きを大切に考える理由、筆字の多彩な表現力などお話ししたいと思います。
彩華の創作コンセプト
先日、ある会社の総務担当者から突然こんな依頼がありました。
「感謝状を明日までに書いてくれませんか? 実は業者さんに頼んで書いてもらったのですが、 字がクネクネしていて結納の時に書くような字なのです……。」
お困りのご様子でした。文字というのは、使用目的にあったものでなければと私は考えます。もちろん、個人の好みはありますが、服装にTPOがあるように、文字にも書風や書体が大切だと思うのです。
こんなこともありました。ある会社の社長さんです。
「大好きな言葉があって、字の上手な知人に頼んで書いてもらったんだけど、ぜんぜん思っていた感じに書きあ柄なかった。それで、もう一度、字がすごく上手いと言われる人に書いてもらった。でも、これもぜんぜん駄目だった……。今井さんのところで、この言葉を書けますか?」と尋ねられました。
書いてもらったという作品を拝見して、私は何故がっかりされているのか、分かりました。
普通は、あの人は達筆や、書道暦○○年・・・と言われれば、すごく上手で自分が希望したように簡単に書いてくれるものと思ってしまうのです。この書道暦○○年は、あなたの希望をイコール表現できるものではないのです。
私もこの仕事を始めるまでは、「書道をやっている人なら、誰でも、どんな字でも書きこなせるもの」と信じて疑いませんでした。 けれども、字を書くというのは本当に難しいものだとつくづく思い知るようになりました。

[手書き毛筆感謝状教室」
誰が書いたかということは、大切なことです。けれども私共で創作するとき、もっと大切にしている事があります。それは、「字の適材適所」です。作品に応じた書風を第一に、「筆」の多彩な表現を味わってください。「誰が」より、「どのように書き上げるか」、このことが彩華の創作コンセプトなのです。
手書きにこだわる理由
なぜ私が「手書きの字」にこだわるのかというと、それにはこんな訳があるのです。
私が小学校1年生の夏、父が亡くなりました。この事があって祖父母が私たち母子4人と同居し色々と扶けてくれました。それから12年後76歳のとき祖父は脳血栓で倒れ、そのため左半身が麻痺してしまいました。不自由な身体となり、懸命にリハビリに励む日々でした。
病に倒れて6年余り、父の代わりとも言える誰よりも尊敬していた祖父が82歳で亡くなりました。悲しみに沈む日々でしたが、ある時何の変哲もない2冊の大学ノートが出てきました。ノートは「備忘録」と題され、日常の些細な出来事が記されているだけのものです。開いてみると几帳面な祖父の人柄が表れていて、年月を追って読み続けていくと、その時代の祖父のことが次から次へと思い出され、懐かしさがこみ上げてきます。
読むにつれ、書き綴られた文字の一点一画から折々の様子が感じられ、父が亡くなってから多くの苦労を重ね私たちを育ててくれたことが、ひしひしと伝わってくるのです。

「思い出が詰まった、祖父の手書きのノート」
きちんと整っていた字が斜めにゆがんでいたり、ギザギザの線だったり、鉛筆を持つことすら容易ではなかったこと……。文字を通して祖父の過ごした時間とともにその時の想いが見えてきます。
手書きで書かれた言葉、自筆で綴られた文章には、一筆一筆に思いがにじみ出て、とても大切に思えてならないのです。
なぜ筆文字なの
日本語の美しさは世界一だと思います。読んでも、書いても……。特に筆文字の素晴らしさを感じない日本人はいないと思います。字が一つの絵になるほど美的な文字が他にあるでしょうか……。
「書道」は世界に誇る立派な文化です。「書く」ことで一つの道を極められるほど、奥の深い世界をもっています。筆文字には日本人の作り出した美の世界観が存在し、書く人、観る人の感性に強く働きかける力があります。
線の持つ変化の面白さ、造形的な美しさ、墨色の深い味わい、空間の美・・・あなたも筆文字で書かれた言葉にきっと感動されたことがおありでしょう。
なかには書道といえば「くずした字が読めないし……」という方もいらっしゃると思いますが、今では子供が書いたような字の書風も大変人気がありますね。
また筆文字には、人を大切にする日本人ならではの「礼を尽くす」という心が込められています。
私たち彩華では、「誰でも読める文字」、そして「美的」で人に感動を与える文字であること、このことを常に心がけて創作しています。
友人にもらった言葉、「手を抜けば、手がかかる」
「手を抜けば、手がかかる」、この言葉は、私が彩華を設立した時、友人がお祝いにくれた言葉です。私はこの言葉がとても好きで、大切にしています。
今の私たちの社会は、食べ物をはじめとして多くのものがインスタント化され、「手をかける」ということが本当に少なくなってきました。
文字や文章の世界にもIT化が進み、簡単・便利なものが多くなりました。私たちの周りには活字があふれ、文章までもがテンプレートで用意されるなど、言葉の世界にまでそれが広がってきています。

今のような時代だからこそ、時間をかけて筆で字を書く、あの人のために手をかける。とても大切なことと感じています。
簡単で便利なものばかりがあふれると、「誰かが誰かのために」ということが減ってきて、知らず知らずのうちに心が枯渇していくように感じます。心が乾いていくのがわかるから、ぬくもりのある筆文字で疲れた心を少しでも癒すことができればと願っています。
このようなわけで、今日もお客様とのご縁を大切に創作に励む日々です。なにより彩華のスタッフは、全員「バカ」がつくほど書くことが好きで、筆さえ持っていればご機嫌です。
私たちの書いた字が、皆様に喜んで頂けたら最高に嬉しく思います。